12年間咲は、何も知らなかった
そんなことがあったなんて、思い出の片隅にも残ってなかった
あの時は幸せな女の子で、毎日が楽しくて、
やっぱり幼いから、自分のことに精一杯で、
なにも気づかずに、毎日楽しく過ごさせてもらってすみません。
あなたが、どれだけ傷ついたか、どれだけ傷ついていたのか、咲にはわからなかった。
何故、今になって話したのかも、わからない。
ただ1つ分かったのは、あの目が
「同じことを繰り返すな」って言ってることだけ。
なにも言葉をかけられなかった。
なにも言葉がでなかった。
ただ、その話を受け入れるのに、時間がかかった。
今になって思う。
どんな気持ちで咲を見てきたのだろう?
どんな気持ちで過ごしていたのだろう?
「キライ」なんてゆって、ごめん。
「イラナイ」なんてゆってごめん。
あなたは紛れもなく、咲の大事な人で、これからもずっとそうです。
邪魔者扱いすることは、お互いにあるだろうけど、
それでも、咲にとって大事な人です。
今までありがとう。
これからもよろしくです!PR