やる気が起きない、なにもかも。
働きたくない。
話したくない。
人に会いたくない。
それらは全部、面倒で億劫で。

なにとも向き合わず、
なにをするでもなく、
ただただ流れるような毎日を、
くだらなくても退屈な毎日を、
刺激がなくても平凡な毎日を、
誰にも会うことがなく、
干渉されることもなく、
無意味に時間を過ごしたい。

体の疲れがとれたからといって、
心の疲れまでもが落ちたのか？というと、
全くもってそんなことはあり得なくて。

自己回復するのに
こんなにも時間がかかるなんて思わなかった。

漫画を読んでのめり込んでるその時間だけが
唯一なにもかも忘れて自分が自分じゃなくてもよくなる、そんな瞬間。

なにをどこからどう考えても、
自分が自分でいる、それが私にとっての今の苦痛。
自分を脱ぎ捨てて破り捨ててずたずたにして新しく綺麗になりたいのか。
それもわからないのだけれど。

疲れたなあいろいろ
適当に生きていたい
何にも縛られずに過ごしたい
時間も気にせずに誰にも気を使わずに
思うように気ままにのらりくらりと。

水でも雲でもなんでもいい。
大量の何かに同化して、
ゆらゆら ふらふら
力を入れずとも
無くなることも
新しくなることも
何かを取り入れることも
全ての変化を受け入れずに
変わることなく
それでいて古くなることもなく

わからない
自分がわからない
求めてること
思ってること
私は何かに疲れていて
得体の知れない何かが怖くて
動くこともできないまま
守ってあげることもできなくて
責任なんて背負いたくなくて
言い訳ばっかり考えて疲れて
反抗する元気なんてなくて
それなのに不満は溜まる一方で
何かを考えることが面倒で
人の意見に同化して簡単に投げやって
あたかもそれが自分ですみたいな雰囲気で
与えられたことを繰返しこなしていくだけで
何かに挑戦する時間さえもが勿体無くて
なんでもかんでも後回しにして
挙げ句の果てにはそれさえも忘れ去って
もういいやなかったことにしよう
そうやって自分に都合がいいように変換して
誰の逆鱗に触れることもないように
誰の印象に残ることもないように
地味で派手に生きていたくて
だけど何かを残したくて
忘れないでいて欲しくて
でも構われることが大嫌いで
突き放してみては寂しくなって
誰かに甘えて依存して

結局、がわからない。
全部全部伏線でしかなくて
これだというものに出会えなくて
私はなんでこんなことになってしまったんだろう。
私はなんでこんなことをしているんだろう。
私はいつまでこんなことをしていればいいんだろう。
私はこれから一体どうしたらいいんだろう。

頭のなかの整理と
心のなかのモヤモヤが
消え去ることがない限りずっと続くんだろうな。
早く抜け出せるといいな。
それまで私は私でいて耐えられるのかな。

さき